いなべの歴史

なつかしの歳時記 9月 農作業

9月に入ると、小中学校の2学期の始業式が行われ、夏休みの宿題をかかえて登校します。残暑は厳しいものの、秋風が感じられるようになります。
ついこの前、田植えをしたと思っていた稲も黄金色に色づき始めます。昔の作業は、稲を鎌で刈り、ハサにかけて天日に干し、それを脱穀機で脱穀と、作業も多く手間もかかり大変でした。しかし、当時は、なぜか田んぼで働く人々に、活気があふれていたように思われます。赤とんぼ、虫の音の季節となり、秋の七草が野に咲き乱れ、田のあぜを赤い彼岸花が彩ります。大根・白菜・かぶらなど、秋の野菜の蒔き時で、田んぼの稲も穂をだして黄金の波をそよがせ、かかしも収穫の秋に一役買いました。

中秋の名月を祀る風習

◎ススキの穂はお月様を迎えるしるし、里芋などは収穫の喜びを表し、お月様にも見てもらうということから始まったといわれます。芋だんごの数は、13個のところと、15個のところがあります。
◎ついたち(一日)とは、月が現れる「月立」を意味し、月が見えなくなる月末の「月籠り」が晦日(つごもり)となり、12月31日を大晦日(おおつごもり)と呼ぶようになりました。
◎十六夜から月の出が少しずつ遅くなるので月の呼び方も変わりました。

 もち月(望月) 十五夜  望んだ頃に出る
 いざよい月(躊躇月) 十六夜 ゆっくりためらうように出る
 たちまち月(立待月) 十七夜 立ち尽くして待つ頃に出る
 いまち月 (居待月) 十八夜 立って待っているとくたびれる
 ふしまち月(臥待月) 十九夜 寝ながら待つ

2017年 7月
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